読みもの
寄席は、行ってしまえばどうということのない場所です。ただ、行くまでのあいだに引っかかる小さな疑問——番組の順番には意味があるのか、いくら持っていけばいいのか、途中で帰っていいのか——が、案外そのままになっている。そういう疑問に、運営者の言葉でひとつずつ答えていくページです。
寄席の一日 — 開口一番からトリまで、番組はどう組まれているか
寄席の番組は、前座からトリまで登る順番にも持ち時間にも理由があります。開口一番・仲入り・クイツキ・膝がわり・トリという一日の流れを、順を追って説明します。
東京の四大寄席、どこへ行く? — 小屋ごとの性格と選び方
鈴本演芸場・新宿末廣亭・浅草演芸ホール・池袋演芸場。ほぼ毎日開いている東京の四つの寄席は、それぞれ性格が違います。番組の組まれ方・入替の有無・木戸銭から、最初の一軒の選び方を整理しました。
木戸銭のはなし — いくら持っていけばいいか
寄席の入場料は「木戸銭」と呼ばれます。定席は3,000円台、二ツ目の会なら500円から。当日券と前売の違い、学生割引、予約が要る会・要らない会を、実際の相場で整理しました。
寄席での過ごし方 — 出入り・飲食・拍手のこと
途中から入っていいのか、帰っていいのか、食べていいのか、いつ拍手するのか。寄席が初めての人がいちばん不安に思う「ふるまい」について、実際のところを書きました。
色物をたのしむ — 漫才・曲芸・紙切り・奇術・音曲
寄席の番組で落語と落語のあいだに入る「色物」。太神楽の曲芸、その場でお題をもらう紙切り、三味線の音曲。それぞれの見どころと、なぜその位置に置かれるのかを説明します。
講談と浪曲 — 落語とどう違い、どこで聴けるのか
同じ寄席の高座に上がりながら、落語・講談・浪曲はまったく別の芸です。釈台と張り扇、三味線と啖呵。三つの語り芸の違いと、東京でそれぞれを聴ける場所をまとめました。
真打昇進と襲名 — 落語家の名前が変わるとき
前座・二ツ目・真打という段階と、名跡を継ぐ「襲名」。落語家の名前はなぜ変わるのか、披露興行では何が行われるのか。名前が変わる仕組みを整理しました。
二ツ目の会・勉強会という楽しみ方
500円から1,500円で、若手の落語をじっくり聴ける会が都内にはいくつもあります。ワンコイン寄席、黒門亭、深夜寄席、らくごカフェ。定席とは別の、もうひとつの入口を紹介します。
古典落語と新作落語 — まくら・本題・サゲという型
落語には「まくら」から始まって「サゲ」で終わる型があります。古典と新作の違い、同じ噺が演者ごとに変わる理由、そして落語の終わり方について。
寄席の年中行事 — 初席・余一会・お盆興行
正月の初席、31日だけの余一会、お盆の特別興行。寄席の一年には、通常の定席とは組み方の違う特別な興行があります。いつ何があるのかを整理しました。
用語だけを手早く引きたいときは寄席の用語集、はじめの一歩ははじめての方へ|寄席の選び方ガイドをどうぞ。